───FantasticFantasia-Set22/バッキャローマン(再)───
【ケース50:晦悠介/アルマゲドンが言いたくて……(意味不明)】 ───……変わった夢の途中で目が覚めた。 見える景色は暗闇で、自分がどうなったのかさえ解らない。 悠介 「ぐ……づ……」 痛みは感じたが、五体ともに満足ではあった。 腕を動かしてみてもやはり痛みは感じるが、動かす分には支障はない。 支障はないけど……疑問は残った。 どうして俺は助かったんだ?絶対に死ぬと思ったのに。 悠介「そもそもここは……?」 何処だ、と呟いて───見渡した先にふたつの影を見つけた。 暗闇の中に居るのに影だなんて言ったら妙だが、暗闇よりひときわ黒い影を見つけたのだ。 俺はもがくようにその影へと駆け寄り、顔を見ようと─── シェイド「やあ」 悠介  「へ───?」 ……して、振り向いた顔に唖然とした。 ちなみにふたつの影のうちもう一方は……何故かベリーだった。 悠介  「お前らどうして……ってそれより俺を助けてくれたのお前らか?」 シェイド「そうだよ。危なかったね」 べリー 「もう少しで踏み潰されてミンチだったわ」 悠介  「ミンチって……」 想像したくないな。 けれども一応は助かったという事実に安堵を漏らした。 よかった、ここで死んだら彰利との約束を果たせなくなる。 どんな約束を破っても、あいつとのあの約束だけは破りたくない。 悠介  「で。お前らどうしてここに居るんだ?      シェイドもベリーも三千年後の未来に居る筈だろ?」 シェイド「それはね、リヴァイアに頼まれて監視しに来たからさ」 ベリー 「ちなみにどうして一緒に居るのかは、わたしたちが夫婦だから」 悠介  「な、なんだってぇえーーーーっ!!!?」 ひとりでMMRを発動させた……驚くなってのは無茶だし無理だ。 悠介  「ふ、ふふふふ夫婦っ!?なんで!?」 シェイド「いやははは、なんだか妙に気が合っちゃってね」 ベリー 「ダーリンたら激しいのよ?」 シェイド「ははは、キミほどじゃないさハニー」 ベリー 「あんダーリン♪」 一目をはばからず接吻するふたり……って何冷静に見てんだ俺ぇえええーーーっ!!!! ───……。 悠介 「ってちょっと待てぇえーーーーーっ!!!!」 がばーっ!と起き上がった。 悠介 「……オウ?」 そしてハッと気づく。 ……夢? 悠介 「……勘弁してくれ、心臓に悪いぞ……」 けれども夢の通り、俺の体に異常は無い。 斬られた腕だって付いてるし、痛みこそ感じるものの、健康そのものだった。 しかしやっぱり湧き出すのは疑問。 どうして助かったのか───と、 シェイド「やあ」 悠介  「ぎゃああああああああああっ!!!」 シェイド「あれ?」 突如現れたシェイドを見て、 俺は寝かされていた場所から腰を抜かしたような状態で逃げ出した。 シェイド「えぇと、どうかしたのかな」 悠介  「寄るなぁ来るなぁチュー魔人めぇ!!来たら刺すぞぉ!本気だぞぉ!      コロがすぞコラァアアアーーーッ!!!」 シェイド「あはは、『コロがす』って言うところはさすがだね。      心配しなくてもいいよ、ここは僕の空間だ。外からの干渉は一切ないよ」 悠介  「……へ?」 なにに心配しなくていいのかよく解らなかったが、確かにここは空界には見えなかった。 しかし不安になった俺は一応頬を抓り、創造した短剣で一刺し指の腹を刺してみた。 悠介 「……うん、痛いな」 断っておくが『刺す』と言っても痛覚を感じさせる程度のものであって、 元々この短剣は血が出るほどには刺さらないイメージ付きだ。 ……って誰に断ってるんだ俺は。 悠介 「でだ。なんでお前、こんな大昔に居るんだ?」 痛覚は夢の対象外と判断した俺は、これが夢じゃないことも判断して問いを投げた。 すると帰ってくる『リヴァイアに頼まれたから』という言葉。 ……正直あまり聞きたくなかった言葉だ。 これでベリーが現れたら思いっきり引くぞ。 ベリー「わたしの願いでもあるけどね」 ───神よ、今すぐお前をコロがしたい。 ああいや……神は俺だった……。 ベリー「やー、やっぱり悠介ったら改造のし甲斐があるわぁ♪     もうあんなこととかそんなこと、いろいろやっちゃったぁ」 そして俺の中の荒神よ、今すぐこいつをコロがすことをお許しやがれ。 ソード『構わん、やってしまえ』 心の中の創造神がゴートゥヘルサイン。 親指で喉を掻っ切るポーズのあと、そのまま立てた親指を地面に向けてビッと降ろした。 だがまあ何をしやがったのかを聞いてからでも遅くはあるまい……絶対に。 悠介 「例によって訊くが……何しやがったてめぇ」 ベリー「へぅ?あぁ〜あ改造のことね?簡単なことよ。     悠介の感情とともに神魔のバランスが傾くようにいじくっただけ。     今みたいに苛立ちや攻撃意識が高まると死神側に傾いて、     逆に慈しみややさしさに溢れて癒しの意識が高まると神側に傾くって感じに。     ああ、あんまり傾きすぎると髪や目にも異常が出るから気をつけること。     死神側は髪が銀色で目が緋になって、神側は髪が金色になって目が蒼になるわ。     最初に会った時に言ったでしょ?次来た時にはいろいろしてあげるって」 悠介 「なぁ、今すぐバハムート呼んでハルマゲドン起こしたいんだけど、いいか?」 ベリー「え?なんでさ」 悠介 「自分の髪が黒以外になるなんて冗談じゃない!今すぐ治せ今すぐ!!」 ベリー「いやだぁ健に似てる……って4年1組起立をやってる場合じゃない。 ベリー  「ていうよりね、治すの無理。それにかったるい」 悠介   「よしバハムート、手加減無しだ。魂すら残すな」 バハムート『ギシャァアアォオオオンッ!!!!』 ベリー  「うわぁああああ待った待った!!       なにいきなりバハムート出してんの!引っ込めて早く!」 悠介   「だったら今すぐ治せこの野郎……!       今なら俺は喜んで脅迫の修羅となる……」 シェイド 「あはは、いくら脅迫しても無駄だよ。       だってキミのその状態はソードとルドラに染み付いたものだ。       ソードからルドラになって、ルドラからソードになった。       そうしてあっちに行ったりこっちに行ったりしてる内に、       そういうことに対する抵抗が少なくなっていったんだよ。       だからベリーがどうせならって、どっちにもなれるようにしたんだ」 悠介   「髪の色関係ないだろうが!」 シェイド 「あはは、それは副作用ってことで諦めてくれないかな。       もしくは創造でなんとかするとかさ。       ああちなみに、竜人の力が子に受け継がれることはないけど、       その髪の色とか神魔のバランスはしっかり受け継がれるから」 悠介   「………」 ここまで振り回されるか、俺の未来……。 悠介 「あぁ……いい……いいよもう……」 こいつらとはまともに話しても無駄だ……特にベリー。 ともかく俺は髪の毛の色が変わる要因を自己分析することで突き止め、 髪の色が変わらないように創造処置を───しようとしてやめた。 まったくもって腹立たしいが───これが今の俺の『自然』なのだとしたら、 それを変えるのは今の日本人が髪を染めるのと変わらないだろう。 諦めよう、かなり腹立たしいが。 目の色は……これはもう死神化の真紅眼で慣れたからこのままでもいい。 悠介 「で、だ」 ゆらりと動く。 視線の先には当然ベリー。 ベリー「あ、あれ?なんでそんな、わたしを見るのかなー?」 悠介 「それはな、お前を屠るためだ」 ベリー「な、なんで目が真っ赤なのかなー?」 悠介 「それはな?お前を屠るためだ」 ベリー「な、なななんでバハムートの口が光って」 悠介 「屠るためだっ!!」 ベリー「いやぁあああーーーーーーっ!!!!」 咆哮とともに光が爆発した。 空気さえ爆発とともに滅ぼす光はベリーの頭上を破壊していき、 真っ黒だった世界を破壊していった。 ───……。 ……。 悠介 「お……」 で、暗闇が裂けてみれば……そこにあるのはよどんだ空と─── 悠介 「………」 ……よどんだ空と、大きな鉱石を抱えるみさおとタイニーマンドラゴラ。 振り向いてみれば、いつの間にかシェイドもベリ−も居なかった。 瞬間的に状況を察知した俺は風を創造し、ひとまず息を吐く。 悠介 「………」 足りないものを思いつつコリコリと頭を掻く。 ───と、俺を発見したみさおとタイニーがスッ飛んできた。 タイニー「ダーリン無事だったのね!?アタイ心配で心配で……!!」 悠介  「とりあえずダーリン言うな、思い出しちまう……」 タイニー「ハニー!?」 悠介  「それもやめろ!!」 タイニー「どうしろと」 悠介  「悠介でいい……で、それ……なんだ?」 ひとまずタイニーは置いといて、みさおが持っている鉱石を指差す。 みさお「なにって……オリハルコンだと思いますけど。     ほら、手を離しても落ちないんですよ。飛行金属です」 悠介 「……分析開始」 オリハルコン?の分析を開始。 まさかこんなに早く手に入るとは思わなかったからだ。 どうせ偽者だろうとタカをくくったわけだが─── 意外や意外、確かにオリハルコンだった。 悠介  「でだ。ひとつ訊いていいか?」 みさお 「なんですか?」 悠介  「……どうしてノヴァルシオが落ちてるんだ?」 みさお 「彰衛門さんの所為です」 タイニー「いきなり俺の所為!?まあよかでしょう!      それより悠介!キサマいったい何がどうなったのかね!      急に気配が消えたと思ったら現れおってからに!」 悠介  「ああ、えぇと……ゼプシオンと戦って殺されかけた」 タイニー「よしそのゼプなんたらのことを英雄と呼ぼう」 悠介  「なんだそりゃ……」 みさお 「いえ……同意見ですけどね。竜でさえ退かせる悠介さんに勝つだなんて……」 悠介  「………」 思うに、竜族と巨人族……というよりはゼプシオンの間に、そう力の差は無い。 ただ竜の場合、攻撃の端端に隙があるからイメージ纏められるけど、 ゼプシオンはハンパじゃなく速かった。 竜に勝ち、ゼプシオンに負けた理由はそんなところだと思う。 や、本気で生前のゼプシオンは強かった。 目にも留まらぬ連撃ってのはああいうもののことを言うんだろうな。 鍛錬してなかったら一撃目で終わってたと思うぞ、あれは。 みさお 「でも……殺されかけたんですよね?」 タイニー「ねえ、どうして助かったの?」 悠介  「ああ、それは───」 タイニー「これ!そうじゃないでしょ!」 悠介  「へ?……なんだよいきなり」 タイニー「これだよ……解ってねぇよなぁみさおさん」 みさお 「え?えーと……ああ、なるほど」 悠介  「……?」 よく解らん。 解らんが、みさおはふんふんと頷いている。 タイニー「ねえ、どうして助かったの?」 みさお 「助かったんじゃないよ、生きようとしたんだ。      いつか帰るところに帰るために。だから、歌ったんだ……あの歌を」 タイニー「……どうよ」 ポムと俺の肩に手を置いてフッと笑うたわけ。 悠介  「……正直な感想いいか?訳解らん」 タイニー「これだよ……これだからトーシロは困るんだ」 悠介  「なんのだよ」 みさお 「気にしないでください。      彰衛門さん、悠介さんが無事だって解ってはしゃぎたいだけなんですから」 タイニー「な、なに言っとんのかね!やンのかコラ!」 みさお 「やりません」 悠介  「白目のヤツなんかとやれるか馬鹿」 タイニー「ソレ、トテモヒドイ差別オモイマス」 悠介  「あぁはいはい、それはいいからとっとと帰ろう。妙な夢見て頭痛い」 タイニー「ほっほ、夢とな?どれ、おいさんに聞かせぇかぁ」 悠介  「……話すようなことじゃない。それより未来に戻ろう。じいさんが待ってる」 タイニー「ぬう……つまらん」 彰利とみさおが月空力を発動させる。 同時にゆっくりと光が生まれ、体が柔らかな緑色に包まれる中…… 俺はただ、夢の中に出てきたセシルという少女の笑顔を思い出していた。 ───……。 ……スコン♪ タイニー&みさお『モンスターハンターGも狩り!!』 みさお     「武器はしっかり二刀流!」 タイニー    「だから勝てると思ったら          ワイバーンもすっかり強くなって超ビックリィッ!!」 タイニー&みさお『狩り狩りやっぱり狩りばっかり!!          モンスターハンターGィイーーーッ!!!』 みさお     「ウルトラ上手にっ───焼けました〜♪」 タイニー    「カプコン」 悠介      「虚しくないか?」 みさお     「物凄く……」 だったらやるな、と言いたかったが……これもみさおのいいところか。 付き合いがいいからって彰利の馬鹿行為を一緒にやるのなんて、 俺かみさおか篠瀬くらいなもんだ。 ……篠瀬の場合、大体……というか確実に言葉巧みにノセられているわけだが。 悠介  「じーさーん、居るかー?」 タイニー「竜ちゃーーん!居るーーっ!?」 ボゴシャッ! タイニー「たわばっ!」 悠介  「お前はだぁってろ……!」 タイニー「おがががが……頬肉噛んだ……!!」 どうしてこう、こいつはしゃしゃり出たがるんだか……謎だ。 タイニー「それはね?悠介に構ってもらいたいからYO」 悠介  「なんの不自然もなく心の声に返事をするのはやめような?」 タイニー「任せろ」 ムンと胸を張る彰利をほっぽって錬成工房へと入ってゆく。 そこにじいさんは居たが───なにやら悩んでいるようだった。 悠介 「じいさん?」 長老 「む?おお客人か。すまんの、ボ〜ッとしてしまったわい」 悠介 「いや、それはいいけど。なんかあったのか?」 長老 「ふむ……」 じいさんは長いヒゲをモシャリと撫で、気難しそうな顔で一言を告げた。 長老 「フォードのヤツがまだ来んのじゃ」 悠介 「フォードって……」 長老 「フォード=ゼルブライト。素材屋ポリットイーターの男じゃ」 悠介 「素材屋か……素材屋ってのはいろいろな場所に行って、     魔導術に必要な素材を取ってくるヤツのことだよな?」 俺の言葉にじいさんが『ウム』と頷く。 続く言葉で理解したが、 なんでも素材を頼んだはいいがいつまで経っても来ないのだという。 悠介 「もう一度連絡を取ってみたらどうだ?」 長老 「繋がらんのじゃよ。どうしたものかの」 悠介 「んー……」 互いに難しい顔で俯いた。 俺が行こうか、と提案しようと思ったが……俺、そいつの顔知らないしな。 これは困ったぞ、じいさんが言うんだから錬成に必要な素材を頼んだんだろうし…… 声  「そーゆーことならアタイにお任ッせェエーーーッ!!!」 長老 「ムオッ!?誰じゃ!」 悠介 「変態だ、気にしなくていい」 声  「うわヒデッ!!も、もうちょっと構っておくれよダニエルーーッ!     オイラ寂しいじゃねェの!!」 悠介 「で、その素材屋の件だけど」 長老 「ウム」 声  「完全無視!?お、おのれ貴様ら!     そうやって適当な態度取ってりゃ俺が諦めると思ってンだろ!     えぇーーーっ!?あたしにゃちゃーーーんと解るよ!!!     というわけでまずボクの話を聞こうよ、ね?無視はいけないと思うんだ」 悠介 「……なんだよ」 背後から聞こえるやかましい声に仕方なく振り返る。 ───と、彰利が妙なものを持って立っていた。 姿は未だタイニーだが。 タイニー「話は全て聞かせてもらった……俺が探しに行きましょう!」 悠介  「……なぁ彰利よ。      そういう言葉は姿を見せない内に言った方が格好つくと思うんだ」 思うだけで、やろうとも思わんが。 タイニー「キミたちが俺を無視したから出来なかったんじゃねぇかバカヤロコノヤロォ!!      お?なんだ?お?テメェら俺に喧嘩売ってンのか?お?」 悠介  「買いたいなら売るぞ。バハムートとのガチンコ対決の片道切符だ。      買えばあの日にはもう戻れない」 タイニー「訳解らんよ!そしてそんなん要りません!!      つーわけでジジイ!これなに!?なんかロマン心を擽られたから持ってきた!」 持っていた妙なものをズズイと持ち上げてじいさんに見せる。 その大きさはタイニーの大きさの二倍といったくらいだろうか。 長老  「おおそれはのぉ、この森がまだ迷いの森だった時に作ったモノじゃ。      ワシとレラとロッタの合作じゃよ。      戯れで作ったモンじゃが魔導術が編みこまれているからなかなか面白い。      ……んじゃが……作ってはみたものの、使い道がないんじゃ」 そりゃそうだ、この頭の無いロボットみたいなものの何処に使い道があると? とか思っていた時、彰利がパパアアと表情を輝かせ(顔は本当に光ってる)─── じいさんの傍に行ってガイアばりの極上スマイルで笑ってみせた。 タイニー「これくれるんだったらオイラ、そのフォードなんたらってのを探しに行くぜ!」 長老  「ああ構わんよ、どの道使い道が無いんじゃ。誰かにもらわれた方がええじゃろ」 タイニー「マジですか!?ヒャッホゥありがとじっちゃん!!      俺、これ大事にするよ!───で、フォードとやらの特徴は?」 長老  「うむ、それはの」 悠介  「………」 じいさんが彰利にフォードってやつの特徴を教える中、俺はただただ不安になっていた。 多分……いや絶対、子供に初めてのおつかいを頼む親ってのはこんな気分なんだろう。 即ち───極上に不安。 タイニー「おっけーざますーっ!じゃあこれもらってくぞえ!?      あ、そうだ悠介。ちと大きめのキセル創造して?」 悠介  「キセル?煙草でも吹かすのか」 タイニー「ン〜なんじゃあありゃあせんよ失礼な!武器として必要なのです!      これだけは譲れん!なるべく面白い機能つけて創造してプリーズ!      あ、ちなみにこのロボの手にジャストフィットするようにね?」 悠介  「それにつけるのかよ……まあいいや、じゃあ───……弾けろ」 ポムッ。 悠介の手に大き目のキセルが創造される。 それをロボの右手につけてみると───おおジャストフィット!! タイニー「ブラーバ!ブラァアアーーーーバァアアーーッ!!      センキュウ悠介!じゃあオイラ行ってくるよ!!」 彰利、ロボのようなものを振り回して騒ぐの図。 幸せそうでいいなぁ彰利……。 ───そうして彰利がギャアギャア騒ぎながら錬成工房を出る。 その先でも外に居たみさおとギャアギャア騒ぎまくっていたが…… はぁ……いいか、俺もここに居たってやれることなんてない。 悠介 「じいさん、オリハルコン置いていくからあとよろしくな。     俺も彰利と一緒にフォードってヤツを探しに行ってくる」 長老 「ふむ、そうか。気をつけての」 悠介 「ん、解ってる」 頷いてから工房をあとにした。 その先でアレコレ騒いでいた彰利とみさおにいつも通り呆れたが、 それでも俺は苦笑とともにその騒ぎの中に混ざっていった。 やっぱりなんだかんだでこいつの近くは楽しいのだから仕方ない。 Next Menu back