───ブラックオーダーVSホーリーオーダー───
【ケース27:晦悠介(超再)/史上最高の親友バトルへ】 一般兵『しょ、勝者!リアナ=マグベストル!!』 リアナ「……はぁっ……はぁっ……」 そうして向かえた三回目の戦い─── リアナは彼女にしては珍しく、肩で息をしながら通路へと戻っていった。 ロビン 「ム……目に見えて疲労しているな、あの少女」 校務仮面「相手が悪かったな。      状態異常系の式が得意なヤツが相手じゃあ、剣士は上手く立ち回れない」 ロビン 「ウムムム〜〜〜〜ッ」 一般兵 『赤竜の方角!!ロビンマスク』 ロビン 「おっと出番か」 校務仮面「頑張れ」 一般兵 『蒼竜の方角!!コロナ=フラッグフィールド』 コロナ 「……よろしく」 ロビン 「オオッ、女が相手だ!どうするキン肉マン!」 校務仮面「紳士的に戦ってこい」 ロビン 「紳士……そ、そうか!オレにはそれがあった!!」 オロオロしながらも通路から出てコロナと向かい合うロビン。 腰が引けてるように見えるその様からは、少なくとも紳士っぽさは感じられなかった。 一般兵『開始めぇいっ!!』 ドワアァアアアアアアーーーーーンッ!!!!───マキィンッ!! ロビン「マッハ人生!!」 メゴシャァアアアアアーーーーーンッ!!!! コロナ 「ふきゅうっ!?」 あ……あの馬鹿……思いっきり殴りやがった……。 紳士は紳士でも、スレイヤー(ギルティギア)の真似じゃあ相手が可哀想だろ……。 あ〜あ〜……壁画がもうひとつ増えちまった……。 一般兵『しょ、勝負ありっ!!』 ロビン「ナンバーワーーーーン!!」 観客 『ブー!ブー!!』 ロビン「オ、オオッ!!こ、これはどうしたことか……!!何故ブーイングなど……!」 観客 『女相手になんてことしてんだてめぇええーーーーーっ!!!』 観客2『恥を知れ恥をーーーーっ!!!』 ロビン「グ、グムーーーッ!!!」 ……再び人差し指を天に掲げた彼を、盛大なブーイングが迎えた。 どうにもならんな、どうやらあれがあいつの中のロビンマスク像らしい。 一般兵『モノを投げないでください!!───蒼竜の方角ッ!!リオナ=マグベストル!     緑竜王の方角!!アグニ=サックマイヤー!!始めぇい!!』 ドワッシャァアアアアアアアンッ!!! 一般兵『アー……しょ、勝負ありぃ……』 ドラの音とともに何を喋るでもなくスッ飛んでいったアグニ氏。 さすがに一般兵も哀れんだ。 リオナ「………」 つーかさ、リオナ。 戦いのたびに人の顔見て戻っていくのやめないか? 俺はお前に期待されるような要素は無いつもりなんだが。 一般兵 『蒼竜の方角!!校務仮面!!』 校務仮面「………」 一般兵が叫ぶ『方角』も随分いい加減になってきた。 真面目に聞いていたわけでもないんだから、どうでもいいといえばどうでもいいんだが。 一般兵『緑竜の方角ッッ!!ドグ=ゲノラー!!』 ドグ 「……お前の動き、見切らせてもらった。     ただ者ではないとは思っていたが、お前の常勝もここまでだ」 一般兵『開始めぇいっ!!』 ドワッシャァアアアアアンッ!!!!! ドグ  「遠方より来る者、死法誘いて死滅せん!魔導万象七式、グラビテーション!!」 校務仮面「お……」 ドラが鳴るとともに、ドグは俺に重力の式をかけてきた。 が……とりあえずなんの支障も無し。 くどいようだが圧し掛かる重力には慣れすぎている。 ドグ  「そう!お前の強さの秘密はその素早さにある!それさえ殺してしまえば───」 校務仮面「……あー……コホン。      これは誰かさんからの受け売りだけどな、一撃で仕留められるなんて思うな。      次弾よりも御託を用意してるようなヤツは、いつまで経っても三流だ」 ドグ  「───!?な、っ……何故動ける!?」 校務仮面「そりゃ簡単。この程度の重力じゃあ鍛錬にもなりゃしないからだ」 ドグ  「た、鍛錬だと!?ならば───重力50倍!!」 ゴコッ───メゴォンッ!! ドグ  「は、はぁっ……!!ど、どうだ!!これならば流石に動けまい!!」 校務仮面「……あのな。だから言ってるだろ?      次弾よりも御託を用意してるヤツじゃ勝ち残れない。      相手が敵だからって言葉を聞き流すようなヤツは望みが薄いよ。眠っとけ」 ドグ  「へ───?ば、馬鹿な───」 グイッ───メゴシャァッ!!! ドグ 「ブゲッ……!!」 瞬時に疾駆するとドグを捕らえ、重力50倍STOをキメた。 ……もちろん、ドグは動かなくなった。 それと同時に式の効果も消え、重力が消える。 一般兵『勝負ありッッ!!』 ……どうしたもんか。 今さらだが場違いな気がしてきた。 ロビンは楽しんでるようだが、 相手はどうにもこちらを見下してかかってくるヤツばかりだ。 だから慢心して、次弾を構えることもなく隙だらけのままに潰れる。 ……贅沢な話だが、正直に言えばつまらない。 今までバカデカい相手とばっかり戦ってたからか? ロビン 「やったなキン肉マン!!」 校務仮面「それはもういいよ……」 ロビン 「ム……疲れているのか。ならばこのプロテインを」 校務仮面「飲まんっ!!お前が飲め!!」 ロビン 「ウムムム〜〜〜〜ッ……」 ゴキュゴキュゴキュゴゲボハァッ!! ロビン 「ぶえぇっ!!不味ぃっ!!」 ……やっぱり吐いた。 そんなもん奨めないでくれ。 校務仮面「……なぁ、お前……この大会、楽しんでるか?」 ロビン 「当然だ!オレの夢はこの超人オリンピックで優勝し、      黄金に輝くベルトを腰に巻けたら最高です!……あれ?」 校務仮面「言葉がこんがらがってるぞ」 ロビン 「グ……グウウ〜〜〜ッ……」 苦しそうなのか遊んでるのかよく解らない唸り声をあげるロビンを横目に、 通路から闘技場を見る。 校務仮面「……せっかくだし、お前とでも当たったら面白そうなんだけどな」 ロビン 「そうなった時はお互い最善を尽くそう!キン肉マン!」 校務仮面「いや、だからな……?俺は校務仮面であってキン肉マンじゃないぞ……」 ロビン 「キン肉マン!!」 校務仮面「………」 言っても無駄、というよりは暇だからかまってほしいらしい。 仕方なく俺は、しばらくロビンとくだらない話に花を咲かせることにした。 ───……。 ……。 ドワァアアアアアンッ!!!! 一般兵『これよりッッ!!準決勝の部を開始するッッ!!』 観客 『ハワァアアアーーーーーーーッ!!!!』 って……なんでロビンと当たることもなくここまで来ちまうかなぁ……。 一般兵 『準決勝からは消費した体力を回復してからの戦いとなる!      回復は皇国の魔術師が───』 校務仮面「いや、いい。俺がやる」 一般兵 『なに?』 残った四名───リアナ、リオナ、ロビンを前に息を吸う。 まさかリオナたちが残るとは思ってなかったが、 慢心馬鹿ばかりのこの大会では当然といえば当然かもしれなかった。 ともあれ俺はリアナ、リオナの分析をし、疲労しているところなどを回復。 さらに───…… 校務仮面「………」 リアナ 「……?」 校務仮面(……心臓病か?) リアナ 「───!ど、どうし───」 言い当てられたことに驚くリアナの頭を瞬時に撫で、ひとまずは黙らせる。 この際、頭に触れた途端に鋭い眼光を贈呈してきたリオナは無視しよう。 校務仮面(戦いの途中途中で苦しんでいたのは状態異常の所為じゃなくて、その所為か) リアナ 「………」 校務仮面(まあ心配するな。やるって言ったからには治してやるから) リアナ 「……無理です。今までどんな魔術師にも───」 校務仮面「ン───……よし、終わった」 リアナ 「え?あ───あれっ!?し、心臓が……軽い……?」 分析をし、悪い部分を心臓から乖離した。 乖離した心臓病のタネは『羅列』として闘技場の地面に転がり落ち、それを雷で塵にする。 リアナ 「……あなたは一体……」 校務仮面「校務仮面だ」 リオナ 「───おいっ!いつまでくっついている!!」 どげしっ!! 校務仮面「おわっと!」 リオナ 「いいかつご───いや、校務仮面!妹に手を出したければまずわたしを倒せ!」 校務仮面「どういう理屈だばかっ!!俺はそんなつもりなんて無いっ!」 リオナ 「ばっ……ばかとはなんだ!!たったひとりの家族を心配してなにが悪い!!」 校務仮面「そうじゃないだろっ!      そもそも俺はリアナに手を出すつもりなんて無い!ただ癒しただけだ!!」 リオナ 「なにっ!?お前!リアナには魅力がないっていうのか!!」 校務仮面「だぁぁっ!!どうしろっていうんだよ!!」 一般兵 『あーそこ!静かに!!』 ロビン 「そうだこのタコ!!」 校務仮面「そこの紳士!!ここぞとばかりに罵るな!!」 リアナ 「ね、姉さん……観戦してる人、みんな笑ってる……」 リオナ 「ぐっ……リ、リアナ!わたしは認めないからな!わたしより強くなければ!」 リアナ 「はぁ……心配しなくてもそんな人滅多に居ないよ……」 実際にこうして勝ち残ってるんだしな……。 一般兵 『それでは準決勝第一試合!!蒼竜の方角!!リアナ=マグベストル!!』 リアナ 「───はいっ!!」 一般兵 『黄竜の方角ッッ!!校務仮面!!』 リアナ 「え───?」 校務仮面「ん……」 予想外だ……絶対にロビンと当たると思ったのに。 けど───丁度いいといえば丁度いい。 今まで退屈だったけど、リアナの剣術なら─── リアナ 「……あの。剣を取ってください」 校務仮面「うん?いや、俺はこの大会では素手で行くと───」 リアナ 「それは剣士への侮辱ですか?あなたの本当の武器は素手ではなく剣の筈です。      門番を説得する時、あなたは剣を持ってました。      ……準決勝からは真剣も認められています。ですから───」 校務仮面「……真剣勝負、か?」 リアナ 「そうです。女だからと、手加減をされることは剣士としての恥です。      わたしは……油断されたからこそここまで来れたなんて思われたくない」 校務仮面「なるほど。───解った、受けて立つ」 一般兵 『───……王!!双方から真剣勝負の言葉が放たれましたが!!』 リヴァ 『認める!!』 一般兵 『即答!?……そ、それでは!!双方ともに己の愛用武具を用意しろ!!』 リアナ 「……いこう、相棒」 校務仮面「無限と型成せ───ラグナロク」 リアナが背に掛けていた鞘から長剣を抜き取る中、 俺は賢者の石に触れて皇竜剣を解放した。 それから校務仮面を脱ぎ捨て、素顔のままで向き合った。 リアナ「……それがあなたの素顔ですか」 悠介 「ああ。一応名乗らせてもらうよ。晦悠介だ」 リアナ「……リアナ=マグベストル。あなたに───真剣勝負を挑みます」 観戦客の一部が俺を見てざわめく。 頼むから『王だ』なんて言わないでくれよ……? ロビン「頑張れ元国王ーーーーッ!!!」 悠介 「だぁああこの馬鹿ぁあああああーーーーーーっ!!!!!」 リアナ「王……?」 観客 『おお……王だ!!あのクソバカオウファを追い出した!!』 観客2『おぉ!そういえば!!何処に行ってしまったのかと思ったら!!』 子供1『ファイトですぞ王ーーーッ!!』 子供2『王ーーーーーッ!!!』 悠介 「………」 ああくそ……頭痛ぇ……。 あのバカ、あとで覚えてろよ……? リアナ「王、というのはどういうことですか……?今の王はリヴァイアさまの筈」 悠介 「……世界が融合する前のレファルドの王が誰だったか覚えてるか?」 リアナ「オウファ王だったと聞いています。     ですが彼が退いたのち、モミアゲが美しい人が王になったと───あ」 悠介 「……マテ。今の『あ』ってなんだコラ……。     なんで人のある一部分見て『あ』って言う……」 リアナ「……そうですか。あなたが……」 悠介 「……人の話聞いてるかー?」 リアナ「一時期───皇国や町、村が穏やかになったことがありました。     それはひとえに、贅沢し放題だったオウファ王が退き、     モミアゲ王が就いた故だと聞きました。     やさしい王だったけれど、ある日確証の無い疑惑の末に民に謀反されたと……」 悠介 「………」 やべぇ……泣きそうだ。 なんだって誰にも彼にもモミアゲモミアゲ言われなけりゃならんのだ……。 一般兵『静粛に!静粛に!!そ、それではこれより準決勝第一試合を開始するっ!!     仕切り直しとして!蒼竜の方角!!リアナ=マグベストル!!     黄竜の方角!校務仮面改め、皇竜王───晦悠介!!』 悠介 「んなっ───」 な、なんで一般兵が皇竜王のこと───ぐあ……!! ベリー「……♪」 ふと見上げたリヴァイアの後ろで、ベリーがひらひらと手を振っていた。 くっはぁああ……!!あのバカ……!! リアナ「皇、竜……そ、それじゃあまさか……黒竜王ミルハザードを倒したっていうのは」 悠介 「……リアナ。今この場でそんなこと関係ない。     向かい合ったからには全力で戦うだけだ。そうだろ?」 リアナ「……!……───すぅ……はぁ。───はいっ!胸を貸していただきます!!」 悠介 「最初から全力で、油断なんか一切せずに来てくれ。     俺も『人』として全力で向かう」 リアナ「はいっ!!」 一般兵『開始めぇいっ!!』 ドワッシャァアアアアアアアアンッ!!!!! リアナ「シッ───!!」 開始のドラが高鳴ると同時に間合いを詰めての突き。 俺はそれを避けると、 リアナの剣は切れないというイメージをラグに流してそれを振るった。  ───ギヂィンッ!! リアナ「っ───く、あ……!!」 衝撃が強かったのかリアナは受けた体勢のまま地面を滑り、だがすぐに疾駆してくる。 ……ああ、これだ。 純粋に『上』を目指そうと躍起になってる目。 今まで戦ってきたたわけたちはこんな目を一切してなかった。 リアナ「はぁっ───!!」 悠介 「───剣が大振りになってるぞ」  ガヂィンッ!! リアナ「〜〜〜っ……!!シッ!!」 勢いよく弾かれて手を痺れさせてしまったが、リアナはさらに剣を振るった。 それは忠告をきちんと受け取った攻撃であり、隙を無くした一撃だった。 だが手の痺れが勢いを殺し、なんなく躱せるものだった。 リアナ「───!はぁっ!!」 悠介 「───」 リアナ「───あ」 剣を躱した俺の眉間目掛けて寸止めを狙った攻撃はしかし、 それより先に寸止めに移っていた俺の剣先を見て停止した。 悠介 「……続けるか?」 リアナ「…………己の力量が解らないほど未熟なつもりはありません」 リアナは俺に向けていた剣を鞘に収め、俺に向けてお辞儀をした。 俺もラグを賢者の石に戻し、お辞儀をする。 それと同時に───兵士が試合終了の声を張り上げた。 ───……。 ……。 一般兵『準決勝第二試合!!蒼竜の方角ッッ!!リオナ=マグベストル!!』 リオナ「………」 一般兵『黄竜の方角ッッ!!ロビンマスク!!』 ロビン「ナンバーワーーーーーーン!!!!!」 観客 『失せろーーーっ!!最低人間!!』 観客2『イノブタ!ヒネブタ!!』 ロビン「オアーーーーーッ!!!!」 なんだかんだで二回戦……相変わらずロビンは観客にモノを投げつけられていた。 リアナ「あの……晦さん」 悠介 「うん?ああリアナか。どうした?」 リアナ「……負けました。完敗です。     でもちょっと不満があったので言いに来ちゃいました」 悠介 「不満?」 リアナ「はい。本気で来たなら、ドラが鳴った瞬間に勝負をつけることは出来た筈です。     それなのにどうしてわたしの攻撃を待ったりしたんですか?」 悠介 「お前の本気を見たかった、じゃ……ダメか?」 リアナ「はい、もちろんダメです。     だからひとつだけわたしのお願いを聞いちゃってください」 悠介 「……なかなか根性太いな、お前」 リアナ「姉さんの妹ですから。     それで、あの……暇な時でいいので、わたしに剣術を教えてくれませんか?」 悠介 「………」 ドワァアアアンッ!! 悠介 「ワァ、始マッタゾー」 リアナ「逸らさないでください」 悠介 「…………」 こういうタイプは了承しないと引き下がらないタイプだ……。 俺の思考回路が間違いなくそう告げている……。 ……しゃあない……。 悠介 「……本当に暇になったらなー……」 リアナ「はい!約束です!」 悠介 「………」 まあ、いいか。 自分の鍛錬の時にリアナを誘えばいいだけどのことだ。 教えることなんてあるのかどうかは謎だが、どうにでもなるだろう。 ……と、一方闘技場では─── リオナ「どうした!何故かかってこない!」 ロビン「ロビン戦法No.2!相手の誘いには絶対乗るな!!」 リオナ「このっ───ブラストボルト!!」 ロビン「おっと」 リオナ「っ……くそ!!」 ロビンがリオナをからかいまくっていた。 魔術を躱し、ハハハハハと笑っているロビンが相当癪に障るんだろう。 リオナは冷静さを欠き乱しながら魔術を行使しまくった。 その結果─── リオナ「はっ……はぁっ……くそっ……!!」 リオナはみるみるうちに疲れていき、終いにはフラつく始末。 弱くはないんだけど、冷静さが足りないのが欠点だな……。 リオナ「くっ……今は分が悪い……!」 リオナは魔力回復のために距離をとろうと離れる───が。 それを見越したロビンが、ロビン戦法No.1を実行した。 ロビン「ロビン戦法No.1!!獲物は逃がすな!!」 リオナ「うわっ!?こ、こらっ!!」 瞬時に間合いを詰め、さらに腕を組みながらリオナの頭の上に立つロビン。 しかしすぐにバランスを崩し───ドゴシャッ! ロビン「うべっ!!」 顔面から地面に落下した。 ロビン「ほががががが……や、やるなーーーっ」 リオナ「………」 いっそ、対戦相手のリオナが哀れだった。 リオナ「お前……本当に実力でここまで来たのか……?ただの偶然じゃあ───」 ロビン「トアタァーーーッ!!」 ズパァンッ!! リオナ「うわっ!?」 グワキィッ!!───あまりの呆れから構えを解いたリオナの隙を突き、 ロビンがリオナの足を勢いよく払い───体勢を崩したリオナをタワーブリッジで固めた! ロビン「タワァアアーーーーブリッヂ!!」 リオナ「ぐはっ!?あ、ぐ、うう……!!」 ロビン「ふわはははは!馬鹿めーーーっ!!戦いの最中に構えを解くとは愚かなことよ!     校務仮面が正体を明かした今、このロビンもただのロビンではいられん!!     冷酷超人バラクーダモード発動!!」 リオナ「っ……ブラストボルト……!!」 ロビン「無駄だ!!どれだけ攻撃を加えようと、全て黒に変換して喰うまでよ〜〜っ!!     これぞディファーシックルの昇華、“異を食らう死餓鬼の黒鎌(エナジードレイン)
”!!     こいつの能力は選り好みしないからな!どんな力でもゴクゴク食らうぜ〜〜っ!」 リオナ「か、はっ……!!こんな……ばかな……!───、……」 一般兵『───!それまで!!リオナ=マルベストルは既に戦える状態ではない!』 ロビン「私はまだギブアップを聞いていない!!」 悠介 「それ言い始めたら終わらないだろうがたわけ」 バヂィッ、ゴロロガバッシャァアアアアアンッ!!! ロビン「ギョェエエエエエエエーーーーーーーッ!!!!」 ニーディアを素早く召喚し、ロビンのみを標的に雷を放ってもらった。 結果……ロビンはドシャアと倒れ、リオナが解放される。 一般兵『キミ!しっかりしろ!おい!!』 ロビン「グ、グウウ〜〜〜ッ……オ、オレはまだやれる……!!」 一般兵『キミに言ったんじゃない!』 ロビン「あ、あらそう…………怒られてしまった……」 悠介 「アホゥなことやってるからだ。どいてくれ、なんとかしてみる」 一般兵『あ……はい』 リオナの力をしこたま吸収し、 ツヤツヤとしているロビンを隅においやって癒しを開始する。 といっても、ゾーンイーターを召喚して空気中に存在する魔力を吸引してもらい、 それをリオナに流し込んで固定するだけなんだが。 リオナ「ン……あ───試合はっ!?」 悠介 「お前の負け」 リオナ「なっ……───あ、いや……そうか。負けた、のか……」 ロビン「ナイスファイトだったぞ、キン肉マン!」 リオナ「……こんなヘンな格好のヤツに負けるとは……恥だな」 ロビン「恥とか言うな!俺だって好きでこんな格好してんじゃねぇのよ!?」 リオナ「……少し頭を冷やしてくる。誰も付いてこないでくれ」 ロビン「フッ……たーんとお泣き?」 リオナ「黙れ」 ロビン「グ、グウムッ……」 一般兵『それではこれより決勝戦を開始するっ!』 ロビン「……めげないね、キミ」 一般兵『リヴァイアさまがさっさとしろと言っている。仕方ない。     ちなみにキミたちは優勝者扱いから度外されるから気にするな、とのことだ。     優勝者は回復させたあとに戦う     リアナ=マグベストルとリオナ=マグベストルの中から決める』 ロビン「ば、馬鹿な!!それではオレの黄金のベルトはどうなる!最高の気分は!?」 一般兵『知らない』 ロビン「ッ……!!」 ドザッ!……ショックだったのか、ロビンがその場に膝をついて呆然としてしまう。 が─── 一般兵『黄竜の方角!!ロビンマスク!!』 ロビン「ナンバーワーーーーーン!!!」 名前を呼ばれた途端、再び腕を高らかに上げ、立ち直っていた。 観客 『帰れーーーっ!!最低人間!!』 観客2『イノブタヒネブタ!!』 ロビン「オアーーーーーッ!!!!」 と思ったら再びモノを投げられ、落ち込んでしまった。 ……忙しいヤツだ。 一般兵『同じく黄竜の方角ッッ!!晦悠介!!』 悠介 「……よし」 拳を殴り合わせて気合を入れる。 それに習うようにロビンも立ち直り、フフと笑った。 ロビン「オレはイギリス紳士超人、ロビンマスク!     弦月彰利とは関係無い!だから───これは約束の喧嘩とは関係ないよね?」 悠介 「当たり前だ。容赦無くいくから全力で来てくれな」 ロビン「望むところだ!!全鎌力解放───“影鎌繰り殺ぐ闇黒の秩序(アンリミテッドブラックオーダー)”!!」 ロビンの白銀の鎧が真っ黒に染まる。 引き出した鎌の力はそれこそ全力なのか、 感じる波動は本気で黒という気配しかしなかった。 ロビン「始めようか……楽して強くなった者代表と、努力して強くなった者代表戦を……」 悠介 「かなり虚しくなる文句だな……」 ロビン「構わん!!兵士!開始の合図はまだか!!」 一般兵『はっ───あ、は、開始めぇいっ!!』 ドワァッシャァアアアアアアアアアアンッ!!!! ロビン「ケリを着けようぜ……八神」 悠介 「貴様の死を以ってな……」 ロビン「気をつけろよ!こうなった俺は手がつけられん!!」 興奮状態にあるのか、ロビンは考えも無しに一直線に疾駆してきた。 対して俺は冷静に構え───てる場合じゃねぇ!! ロビン「ロガァアアアアアアアッ!!!!」  ゴォッ───バッガァアアアアアアンッ!!!! 悠介 「───〜〜っ……!!」 ロビンが振るった拳を避けたが───速さが半端じゃねぇ!! 鎌の三段階目までの解放ってここまで影響出るものなのか!? しかも砕けた岩盤が黒く染まって、さらに塵になって───吸収されてる。 ヤバイ……こいつ滅茶苦茶だ。 本気で人間やめた黒になってる。 手加減とかなんとか言ってる場合じゃない……。 悠介 「くそ!そっちがその気ならこっちだって飛ばしていくからな!!     神魔、竜人───解放!!」  ───ズフィィンッ!! 悠介 「オォオオオオッ!!!」 角と翼を生やし、髪を金、目を真紅に染めた俺はロビン目掛けて疾駆した。 岩盤さえ破壊する踏み込みに一瞬ロビンが驚くが、真っ向から向かってくると拳を振るう。  ───バゴシャァンッ!! ロビン「AAAAAAGYYYYYYY!!!!」 拳を破壊したのはこっちだった───が。 殴りつけたこちらの拳も溶かされ、さらに放った神魔の力も吸収された───って! くっはぁああ!!ちょっと冗談じゃないぞこいつ!! 今まで戦ったことが無さ過ぎるタイプだ!! なんでも黒に変換して喰っていきやがる!! しかもその度にパワーアップしやがって───! ロビン「ククク……無駄……無駄だ……!我が黒はただではやられん……!!     貴様の力をついばみ吸収してさらに増強するのよ……!!     さらに貴様は我と向かい合うことで幻惑に惑わされ、     俺に攻撃を当てることが困難になって───」 悠介 「……“荒神殺しの神剣(フルノツルギ)”」 ズパァンッ!! ロビン「……あれ?ゲェーーーーッ!!げ、幻惑があっさり斬られた!?     わ、我はしこたま戦慄!だがこの程度ではこの黒は屠れまいよ!!」 悠介 「“暗黒殺しの光剣(ブルトガング)”」 ゾフィィイインッ!!!! ロビン「ギャーーーーーーーッ!!!!」 御託ばっかで掛かってこないロビンマスクに向け、暗黒殺しの剣を振るう。 黄昏から引き出すのではなく、 ラグナロクに光の武具のイメージを流して変換させて振るっている。 するとあっさりと“黒”は裂け、ロビンが痛烈な声をあげる。 ロビン「チッキショーーッ!!卑怯だぞてめぇ!!」 悠介 「おー、さっきまでの余裕はどうした紳士超人」 ロビン「図に乗るなヨ小僧!!     私がこうして全ての鎌を解放しているということはだネ!!     金色疋殺地蔵も振り撒かれてるってことだヨ!!     キミはジワジワと内側から吸収されていって───そして死ぬ!!」 一般兵『今大会では殺しはご法度だ!』 ロビン「ごめんウソ、生きる生きる」 悠介 「………」 興奮状態だと、何しでかすか解らないヤツだ。 けど──うん、確かに内側から食われてる感はあるな。 だったらこうだ。 悠介 「紅蓮に染まれ───“黄昏を抱く創造の世界(ラグナロク)”」 ブワァアアアアアッ!!! 黄昏を展開し、武闘場のみを草原に変える。 ロビン「ヌッ!?」 悠介 「俺の能力は知ってるな?『内包しているものの自由行使』。つまり───」 ザァッ─── ロビン「げ……」 悠介 「お前が撒いて、俺の中に潜ってた『黒』だって例外じゃない」 自分の中に潜っていた黒を操り、 吸収しようとしていた力を返してもらってからロビンへ向けて放った。 ロビン「チィイ!!小賢しいネ!!黒は返してもらうヨ!!」 言葉通り、ロビンが黒を飲み込んで自分のものにする。 そうしてから肌を黒く染めると、そこから次々と黒のモンスターを吐き出した。 ロビン  「食らえ!我が666体の同胞たちよ!!」 モンスター『ウバァシャァアアアアアアッ!!!』 悠介   「判断を誤ったな。       お前がなんでも吸収するっていうなら、俺だって吸収させてもらうぞ」 ロビン  「ほっ!出来るかねキミに!!」 悠介   「数多く出したのは失敗だったな!“存在を喰らう殺戮の黒剣(ストームブリンガー)”!!」 ロビン  「ア───うあぁああちょっと待ったあぁあああああっ!!!!!」 皇竜剣(ラグ)にイメージを流し、紫電と極光を纏うストームブリンガーへと変換する。 あとは投げるだけでいい。 ストームブリンガーとは元より、剣のみが対象を殺し、持ち主に生気を送るというものだ。 故に俺が振るうまでもなく───ザグシャシャシャシャシャシャァアッ!!! モンスター『ロガァアアアアアォオオオッ!!!』 ロビン  「ギャアアアアーーーーーッ!!!!」 ストームブリンガーがモンスターを薙ぎ殺してゆく。 その度に俺の中に力が溢れ、逆にロビンは疲弊していった。 ロビンはすぐさまにモンスターどもを回収し、 それを確認した俺はストームブリンガーを手元に呼び寄せてラグへと戻した。 ロビン「鬼ッ子や……あんさん鬼ッ子やわぁ……!!」 悠介 「お前が考え無しなだけだと思うんだが。     けどまあ、一応奪われた分は返してもらったぞ」 ロビン「ち、ちくしょーーーっ!!卑怯だぞてめぇ!!」 悠介 「お前にだけは言われたくない」 ロビン「グ、グウ……!だが貴様は俺には勝てない!     何故なら、既にここまで黒の濃度が高くなった我を退けるには、     よっぽどの光属性のものをぶつけるしかない!     そしてその光属性で連想されるのはエクスカリバー!     だがこげな場所でエクスカリバーを放てば客がタダでは済まんぞ!!」 悠介 「観客を人質に取るなんて、何処の紳士だてめぇ……」 ロビン「イギリス紳士だ!!」 悠介 「お前今すぐ世界中の紳士の皆さんに謝れ!!」 ロビン「断る!!勝つのは依然、このディアヴォロだ!!」 悠介 「ロビンだろうがお前!!」 ロビン「お黙り!!今まで散々差をつけられてしまった俺だが、     ついに楽してキミを越えてゆく!!今日はその記念すべき日だ!!」 観客を人質にしてまで勝ちたい紳士ってなんだろな。 悠介 「……お前興奮しすぎだ。少し頭冷やせ」 ロビン「練習なんぞしてねぇから大きすぎる力に慣れてないのだ!!     興奮するなっていうのは無茶な話さ!!」 悠介 「だったら少しは練習をするようにだな……」 ロビン「嫌だ!オレは楽して強くなるんだ!!」 悠介 「……やっぱ頭冷やせお前。     自分の力に翻弄されてるってのに直す努力しないなんて、たわけのすることだ」 言って、神魔竜人を全力で解放し、拳を振るった。 ロビンは今度こそ吸収しつくしてやろうと思ったんだろう、 腹へと振るわれた拳を避けることもせずに待ち構えた。 そして───拳はロビンの腹を貫通……したかに見えたが、 これはロビンが自分で黒を移動させて穴が開いたように見せただけだ。 さらにその開いた穴を空振った俺の腕を黒で包み、吸収しようとする。 ……だからたわけだっていうんだ、吸収することばっかりに意識を取られ過ぎだ。 悠介 「じゃあな。しばらく散ってろ」 ロビン「へ?」 悠介 「“極光暴壊烈破”(カリバーンエクスプロージョン)!!」 ロビン「あ───あぁあああああっ!!!!」 ギャガァドォッガァアアアアアアアンッ!!!! ……ロビンが極光を恐れてたならすることは簡単だ。 観客に当たらないように、かつロビンにのみクリティカルで当てられるようにすればいい。 そして事実───ロビンの体は塵と化し、頭と足のみが地面に転がった。 ロビン「……よ、よもや……こんな方法で来るとは……。     さすがのこのロビンも、     内部から光で散らされては……元に戻るのに時間が必要だ……」 悠介 「つーか普通に喋るな、おぞましい」 ロビン「あの……キミがこんな姿にしたんですがね」 一般兵『あ……ぞ、続行不能と見なし、決着とする!勝者───晦悠介!!』 悠介 「はぁ……吹き飛んだ腕が出ます」 ダイナマイト代わりに使い、吹き飛んだ腕を創造する。 ああくそ……痛いんだぞこれ……。 一般兵『と、いうか……この男、生きているのか……?』 ロビン「もちろんだ!!さぁ、光の吸収は済んだ!!黒たちよ、我が身に集え!!」 ゴブッ!!ゾズリュッ……ゾブリ、ガヂュッ……グジュリ……ゾリュンッ!! ロビン「美しい」 すっかりとマスク以外は彰利の黒衣などに身を纏ったロビンが、奇妙なポーズを取る。 ロビン「キン肉マンよ……今回のところは私の負けだ。だが次はこうはいかない」 悠介 「少しは自分の力に慣れておけよ。そうしてたらもっと楽しい戦いになってただろ」 ロビン「面倒だからいいじゃん?」 悠介 「……期待外れはここまでにしようぜ彰利。いい加減にしないと俺だって呆れる」 ロビン「ム───でもさ、俺に修行なんぞ似合いますか?」 悠介 「似合う似合わないは関係無い。お前はただ『やろうとしない』だけだろ」 ロビン「グ、グムーーーッ……     だが強くなったところで、戦う相手が居なければ意味が無い」 悠介 「その時は探せばいいだろ?     過去に飛んでゼプシオンと戦うのもいいし、ミルハザードに喧嘩を売るのもいい」 ロビン「グ、グムーーーッ!!それはさすがに死んでしまう!!」 悠介 「だから。お前の悪い癖だって言ってるだろ、それ。     やってみてもないのに無理だとか死ぬだとかを決めるなよ。     じゃあこうしよう。ゼプシオンをコピーするから戦ってみろ」 ロビン「ゲェエエエーーーーーーッ!!!わ、我はしこたま戦慄!そして御免被る!!」 悠介 「じゃあ、修行するな?」 ロビン「……どうしてそうなるのか知らんけど……わぁったよ。     けどね、自分の力に慣れるだけだかんな?     ブラックオーダー解放して、それに慣れてくだけ」 悠介 「………」 妥協するのはせいぜいそこまでのようだった。 ……こういうヤツだってのは解っているが、期待外れは拭えない事実だった。 一般兵『と───ここでリアナ、リオナ姉妹からの提案があり、     彼女らふたりともが優勝ということで収まった!!     彼女らにはそれぞれ、騎士と将軍の勲章と、宮廷魔術師の勲章が贈られ、     明日より好きな国に就いてもらうことになる!!』 リオナ「就く場所は決まっている。レファルドだ」 リアナ「はい」 一般兵「そうか、ではリヴァイアさまからの報せがあるまで宿で待っていろ。宿の名は?」 リオナ「わたしはオーエンからここに来たから、レファルドに宿なんて無い」 一般兵「姉妹だろう、同じ宿に迎えを出させる」 リアナ「いえあの、それが……実は宿代不足でもうチャックアウトを───」 悠介 「いいよ。俺達の部屋で待ってるといい」 リオナ「晦?」 リアナ「師匠……いいんですか?」 悠介 「師匠とか言うな……。俺は弟子を取れるほど剣術に長けちゃいない」 リオナ「黒竜王を倒せるなら十分すぎるだろう。どうして黙ってた」 もちろん言う必要が無かったからだ。 自慢は趣味じゃない。 それに……元々褒められたものじゃないんだ。 あの時ノートが居なかったら、俺は空界を崩壊させるところだったんだ。 悠介 「気にするな。言う必要なんて無いって思ったんだよ。     ───付いてきてくれ、部屋まで案内する」 リオナ「……?あ、ああ……ところで金は必要か?」 悠介 「俺達が無料で寄生してる部屋だ、それこそ気にするな。     それとも俺の工房で待ってるか?」 リアナ「あ───是非!」 悠介 「……好奇心旺盛な妹だな」 リオナ「自慢の妹だ」 ……その瞳には一切の濁りはなかったという。 悠介 「じゃあ、リヴァイアには工房に居るって言っておいてくれ。     晦悠介からの伝言だって言えば解るから」 一般兵「承知しました……それと、知らなかったとはいえ、     空界を救った英雄殿に失礼な口を利いてしまい……その」 悠介 「敬語はやめてくれ……そっちの方がよっぽど『失礼な口』だ」 一般兵「しかし……いや、解った。ではリヴァイアさまにはそう伝える」 悠介 「頼む。じゃ、行くか」 リオナ「ああ」 悠介 「それから、お前らを置いたら俺達は用があるから出掛ける。     工房の中をいじくるなとは言わないけど、あまり壊してくれるなよ」 リオナ「ガキじゃああるまいしそんなことするか」 リオナのそんな言葉を耳にしながらブラックホール転移を実行した。 ……ほんと、遠慮が無いヤツってのはやりやすい。 ───……。 ……。 悠介 「───……と、ここが俺の工房だ。     これから注意点について話すからよく聞いておいてくれ」 リアナ「はい師匠!!」 悠介 「……リオナ、お前の妹だろ、なんとかしてくれ」 リオナ「わたしより強い相手なら文句は無い」 悠介 「オイ……」 ああいや、今はそんなことを考える意味は無しと断じよう。 ドアのことについてのことは何を置いても厳重に説明しておかなければならない。 悠介 「いいか?このドアはちょっと厄介なドアなんだ。     だから開け方を覚えてもらう必要がある。     開けないならそれに越したことはないが、一応説明しておく」 リオナ「……?ああ」 間違って地界にでも行ったら大変だからな……。 Next Menu back